Q&Aについて

T's classroomについて、以下に質問と回答をいくつか紹介しています。ご参照ください。他に質問がございましたら、「お問い合わせ」のフォームを使って、当方までご連絡ください。
Q:T's classroomにおける、痛み関連の講習会の特徴は何でしょうか。
A:痛みを専門とする分野における、国を問わず、どの職種でも重要な知識を学ぶことができます
T's classroomの講習会では、国を問わず(海外でも通用する)、どの職種でも重要となる、エビデンスに支えられた知識を学ぶことができます。
T's classroomの代表は、海外の大学院で、痛みを専門とする分野(pain management)のコースで学び、学位を取得しました。痛みに関して、王道の知識を学んできたと言えます。
なお、痛みの知識について、学生の頃にある程度学んできたと考えている人は多いと思います。
しかし、学生の頃に教えられた知識は、以下の理由から、臨床で活かすには不十分と言えます。
①例えば解剖学や生理学関連の知識について、基礎ではあるが、臨床で活かすには十分とは言えない。
②特定の職種を養成する学校で教わる知識の一部は、その職種に偏った視点から痛みを捉えている場合がある(裏付けとなるエビデンスが十分ではない場合があり、多職種で共通の知識とは言い難い)。
なお、②に関しては、卒後教育(何らかの講習会など)でも該当する場合があります。
T's classroomの講習会では、痛みの分野で共通して重要と考えられる知識を説明します。痛みについて、特定の要素(例えば身体的な要素)に限らず、全体的に捉えることができるようになります。例えば受講後には、痛みに関する、昨今のガイドラインで指摘されている内容(痛みにおける心理的な要素や睡眠に関する重要性など)についても、理解しやすくなります。
当方の講習会で説明する内容を基礎として学び、そこから派生して様々な知識を学んでいくことで、痛みの分野についての理解を深めるために役に立ちます。
Q:様々な講習会がありますが、優先して受講すべき講習会はありますか。
A:優先して受講すべき講習会は、ございません。お好きな講習会を受講してください。複数の講習会を組み合わせて受講していただくと、関連する内容をより深く学ぶことができます。
T's classroomでは、異なる内容の講習会を開催しています。
様々な講習会の中で、最初に受講する必要がある講習会はございませんので、お好きな講習会を受講してください。
いくつか例を挙げますと、長引く痛みや、通常とは異なる反応を示す痛みなど、臨床的に対応が困難と感じるような痛みについては、<痛みに「敏感」な状態への対応>の受講をお勧めします。また、<慢性痛及び、関連する問題のマネジメント>も受講していただけると、更に理解を深めることができます。
痛みを基礎的な考え方から学びたいという場合には、最初でなくても構いませんので、いずれかの時点で<痛みの知識とアプローチの基礎>の受講をお勧めします。オンライン講演会の<痛みの捉え方:現代的な概念を理解しよう>にも参加していただけると、理解が深まると思います。
Pain Managementの講習会は、基礎編と臨床編に分かれています。複数の講習会を組み合わせて受講していただくと、痛みに関する知識をより深く学ぶことができます。組み合わせは自由ですが、基礎編の講習会と臨床編の講習会の組み合わせは良いと思います。例を挙げると、理学療法士の方であれば、<痛みの知識とアプローチの基礎+痛みの理学療法+他に興味のある講習会>という組み合わせはお勧めです。
Q:オンラインの講習会と、対面型の講習会の違いは何ですか。
A:対面型の講習会では、多くの場合、実技指導が一部含まれること、演習の時間が増えること等が違いとして挙げられます。
オンラインの講習会と対面型の講習会の違いについて、多くの場合、対面型の講習会では実技指導が一部含まれること、演習の時間が増えること等が挙げられます(講習会によって異なります)。そのため、対面型の講習会の方が、基本的に時間は長くなっています。
ただ、どちらの形式の講習会でも、それぞれの講習会で扱っているテーマの本質に関わる知識は学ぶことができるようになっています。そのため、参加しやすい形式の講習会をお選びください。
Q:T's classroomの講習会は、どのような人に向いていますか?
A:痛みについて、基礎的な要素からしっかりと学習し、職種を問わず、国際的に通用する知識を身に付けたいという方にお勧めします。
T's classroomの講習会は、痛みを専門とする分野の知識を、基礎からしっかりと学べる内容にしています(ただし、基礎的な解剖学や生理学など、医療従事者であれば学校で学んでいるはずの最低限の知識については、時間の都合上、省略しています)。
そのため、講習会にもよりますが、T's classroomで説明する内容は、地味に感じられることがあるかもしれません(例えば、批判的吟味など)。しかし、そうした内容は、海外の大学院でも指導されている、重要な内容です。
医療の分野の卒後講習会について、一般的に、見た目の派手さ等に惹かれる人はよくいます。例えば、様々なテクニックを含む、実技を中心とした講習会に興味を持つ人は多いと思います。
しかし、テクニック系のアプローチは、効果に限界があります。例えば、通常では、そうしたアプローチの効果は短期間であることが、痛みの分野で国際的に著名な専門家たちによって指摘されています。痛みが長く続いていて、心身の能力や生活の質の低下などが発生している場合、そうしたアプローチの効果は限られます。
医療従事者を悩ませる、治療に難渋する痛みに効果的に対応するためには、痛みの現代的な概念に基づく知識を基礎からしっかりと学ぶことが必要です。特定のテクニックで、手軽に対応できるものではありません。
T's classroomの講習会について、対面型の講習会では一部の実技を含む場合が多いですが、実技に偏った内容ではありません。実技は痛み関連の医療を理解するためのきっかけの一つに過ぎず、それよりも、一歩一歩、痛み関連の重要な知識を積み重ねていくことの方を重視します。そうすることで、一般的には臨床で難渋するタイプの痛みであっても、より効果的に対応できるようになります。
このような積み重ねは、痛みの分野で、職種を問わず、国際的に通用する能力を身につけるために役に立ちます。例えば、将来、海外の大学院に進学したいという人にとっては、大いに参考になるでしょう。T's classroomは、痛みの分野についてしっかりと学びたいという人を応援していきます。
Q:講師は、どのような人ですか。
A:詳しくは、当サイトの「講師紹介」のウエブページをご覧ください。笑いが好きで、講習会も楽しい雰囲気にしようと努めています。
T's classroomの講習会は、代表が基本的に講師を務めております(ゲスト講師を迎えて講習会を行う場合には、その旨を記載します)。
代表については、当サイトの「講師紹介」のウエブページをご覧ください。
代表は、「笑い」の要素が好きです。元々、笑いのある雰囲気が好きなのですが、海外で勉強をするようになってから、海外の講師が巧みな冗談で参加者を笑顔にしている様子に感銘を受けて、自分もそうしたいと思うようになりました。
当方の講習会でも、所々で冗談を織り交ぜて、楽しい雰囲気にしたいと考えています。
なお、代表はブログで様々な記事を書いているので、そうした記事をお読みいただくことも、講師がどんな人なのかということを知っていただく機会の一つになると思います。
以下に、いくつかの記事を例として挙げました(青色の文字をクリックしてください)。
AIの能力の限界
「笑い」と痛みの関係
Q:講習会では、どのようなことを学べますか。本などの文献を読むことだけでは学ぶことが難しいものがありますか。
A:講習会を受講することの意義はたくさんあります。例えば、特定のテーマにおける、重要な部分を理解しやすいという点が挙げられます。
講習会の意義について、一般論として分かりやすい例に、講習会は重要な点を選んで説明するので、本質をつかみやすいということが挙げられます。
例えば専門書を例に挙げます。特定のテーマについて調べたいと思って書店で専門書を探しても、数百ページにもわたって多くの内容が記載されていて、仮にその本を全部読み終えたとしても、結局は何が重要なのか理解しにくいことが多いと思います。例えば本を読み終えた後に、職場の同僚から、その本が扱っている内容のエッセンスを抜き出して短い時間で説明してほしいと言われても、多くの場合は戸惑うことになると思います。多くの内容が含まれている専門書は、その内容が適切であれば、何かを調べる際に辞書のようにして使う分には便利なのですが、重要な部分を選んで本質を理解するという点では不向きです。
その点、講習会では、重要な要素を選んで分かりやすく説明しようとするので、本質をつかみやすくなります。何かのテーマについて勉強をしたいと考えた場合には、まずはそのテーマと関連がある講習会をいくつか受講して、重要な部分を理解して、その後は専門書や論文等で細かい部分を補っていくようにすると上手くいくことが多いと思います。
もっとも、どんな講習会でもよい訳ではなく、適切で、質が高い情報を扱っている講習会を選ぶようにする必要がありますが、このように、一般論として、講習会の意義はたくさんあります。
T's classroomの講習会では、受講者の皆様が、講習会で扱っているテーマの本質をつかむことができるように、工夫しています。どのような説明を、どのような順番で、どのような形でしていけばよいのか、考えています。内容について、適宜見直しを行い、よりよいものにすべく努力しております。
また、海外の情報を紹介することで、そうした情報にあまり詳しくないという方にとっては、新しい知識を得ることができるという利点ももちろんあります。
Q:講習会について、介護や健康の分野など、医療従事者以外の方でも対象となっているものがあります。医療従事者以外の人でも、講習会の内容は理解できますか。また、何か予習をしておいた方がよいことはありますか。
A:T's classroomの講習会は、できるだけ分かりやすい表現で説明することを心がけています。専門用語は使いますが、講習会の中で簡潔な説明を加えています。そのため、医療従事者以外の方であっても、主要なポイントについては理解しやすくなるように意識しています。
医療従事者向けの講習会について、一般的には、医療従事者、言い換えると解剖学や生理学、運動学、整形外科学、内科学などの基礎的な知識について、学校で学んだ方が、主な対象として想定されています。
この点について、基本的には当方の講習会も同様ですが、当方の講習会は様々な医療職の方々が共に学べる場を作りたいと考えて構成しているので、異なるバックグラウンドを持っていても内容が理解できるように、分かりやすい説明を心がけています。痛みの分野の専門用語は使いますが、専門用語の簡潔な説明もするようにしています。
このことは、医療従事者以外の方が講習会を受講される時にも、役に立ちます。
もし、ご不安があれば、「痛みの知識とアプローチの基礎」を先に受講されることをお勧めします。この講習会を受講して、現代的な概念に基づく、痛みの全体像を把握していただければ、他の講習会の内容が理解しやすくなると思います。
Q:T's classroomの英語教室の特徴を教えてください。
A:レッスンの日時の設定を柔軟に対応しています。目的によってコースを選ぶことが可能であり、英語教授法の分野の知見も参考にしながら、効果的なレッスンによって短い期間で効果を高めていきます。
手前味噌ながら、T's classroomの英語教室は興味深い内容になっていると思います。
先ずは講師について、イギリスの大学院で医療系のコースを卒業して学位を取得した医療専門職でありながら、英語指導のcertificate(Teaching English to Japanese Learners)を持っています。
一般的に、多くの英語教師の方々は英語指導の知識や経験があっても医療分野については知識が少なく、基礎的な英語の指導はできても医療分野の英語の指導は難しいことがほとんどだと思います。一方、英語が得意、または海外で学問や仕事の経験がある医療従事者の方々は医療分野も含めて英語の知識は豊富かもしれませんが、英語教授法関連の知識は有していないことがほとんどであり、自身が英語に詳しくても、他の学習者に対する効果的な指導方法については知識がないことがほとんどだと思います。
T's classroomの英語教室の講師は医療専門職であり、海外での経験もあり、英語指導の資格も有しているので、医療分野の英語の指導を行うには適しています。
次に、レッスンの日時の設定は臨機応変に対応可能です。T's classroomのレッスンは、講師と受講者のそれぞれのスケジュールの調整がつけば、レッスンの曜日や時間を週によって変えることもできます。このことにより、多忙な受講者の皆様がレッスンに参加しやすい環境が整えられています。
T's classroomの英語教室は目的によってコースが分かれており、受講者は自身の目的によってコースを選ぶことができるようになっています。そのため、きめ細かい英語指導が可能です。
これらの利点を生かしていくことで、学習期間をできるだけ短くしながら、最大限に効果を高めるようにしていきます。
Q:英語教室について、「旅行や留学、仕事で海外を訪れる方に向けた、病気や怪我の際に役立つ英語教室」は「臨床コース」とはどのように違うのでしょうか。「臨床コース」を受ける予定の医療従事者について、前者の受講は必要でしょうか。
A:前者のコースは医療を受ける側(患者)の立場からのコミュニケーションについて学ぶ内容で、後者は医療従事者側の立場から学ぶ内容になっています。前者の受講は必須ではありませんが、両方のコースを受講することで、医療のコミュニケーションの理解がより深まります。
前者のコースと後者のコースについて、両者に共通する内容は重複する部分がありますが、それでも基本的には別の内容です。例えば症状について、前者は自身の症状を説明する内容を多く学びますが、後者は患者さんの症状について質問をする内容が多く含まれています。このようにそれぞれ異なる内容を含んでいるので、両方のコースを受講することで医療のコミュニケーションを行う能力を更に高めることができます。
Q:留学に対して興味があるのですが、T's classroomの講習会や英語教室は役に立ちますか。
A:はい、役に立ちます。当方は留学や就職で海外に挑戦したい方々を応援しています。
T's classroomの代表は海外の大学院に留学して、学位を取得しています。他にも海外で卒後教育を経験しており、海外に出ていくことの重要さを実体験として感じています。当方が主催する講習会や英語教室ではこうしたことを意識して内容を構成しています。
もし受講者の方で留学等に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、講習会や英語教室の後に相談を受けることもできます。ただ、相談を希望される場合は事前に当方に連絡を頂くよう、お願い致します。お気軽に声をおかけください。
ただし、当方は留学斡旋会社ではないので、留学について最新の情報を把握しているわけではありません。お答えした内容が現在の状況と異なる等の違いがあったとしても、当方は責任を負うことはできません。予めご了承ください。