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Q&Aについて

T's classroomについて、以下に質問と回答をいくつか紹介しています。ご参照ください。他に質問がございましたら、「お問い合わせ」のフォームを使って、当方までご連絡ください。
 

Q:様々な講習会がありますが、優先して受講すべき講習会はありますか。

A:優先して受講すべき講習会は、ございません。お好きな講習会を受講してください。複数の講習会を組み合わせて受講していただくと、関連する内容をより深く学ぶことができます。

T's classroomでは、異なる内容の講習会を開催しています。

様々な講習会の中で、最初に受講する必要がある講習会はございませんので、お好きな講習会を受講してください。

いくつか例を挙げますと、長引く痛みや、通常とは異なる反応を示す痛みなど、臨床的に対応が困難と感じるような痛みについては、<痛みに「敏感」な状態への対応>の受講をお勧めします。また、<慢性痛及び、関連する問題のマネジメント>も受講していただけると、更に理解を深めることができます。

痛みを基礎的な考え方から学びたいという場合には、最初でなくても構いませんので、いずれかの時点で<痛みの知識とアプローチの基礎>の受講をお勧めします。オンライン講演会の<痛みの捉え方:現代的な概念を理解しよう>にも参加していただけると、理解が深まると思います。

Pain Managementの講習会は、基礎編と臨床編に分かれています。複数の講習会を組み合わせて受講していただくと、痛みに関する知識をより深く学ぶことができます。組み合わせは自由ですが、基礎編の講習会と臨床編の講習会の組み合わせは良いと思います。例を挙げると、理学療法士の方であれば、<痛みの知識とアプローチの基礎+痛みの理学療法+他に興味のある講習会>という組み合わせはお勧めです。

Q:オンラインの講習会と、対面型の講習会の違いは何ですか。

A:対面型の講習会では、実技指導が一部含まれること、演習の時間が増えること等が違いとして挙げられます。

オンラインの講習会と対面型の講習会の違いについて、多くの場合、対面型の講習会では実技指導が一部含まれること、演習の時間が増えること等が挙げられます(講習会によって異なります)。そのため、対面型の講習会の方が、基本的に時間は長くなっています。

ただ、どちらの形式の講習会でも、それぞれの講習会で扱っているテーマの本質に関わる知識は学ぶことができるようになっています。そのため、参加しやすい形式の講習会をお選びください。

Q:T's classroomの痛み関連の講習会の特徴は何でしょうか。

A:T's classroomのいくつかの特徴について、以下にまとめました。

T's classroomの講習会の特徴について、いくつか例を挙げます。

・海外の情報を知ることができます。

T's classroomの講習会では、英語で発表された、海外の情報を多数含めています。更に、講師は、海外の複数の国々で。痛み関連の知識と技術を学びました。

国内だけでなく、海外で発表された情報も含めて学び、関連する知識を深めていきたいという方には、大変興味深い内容になっていると思います。


・痛みについて、どの職種の方にとっても重要な内容を説明しています。したがって、どの職種の方にもお勧めできます。

T's classroomの代表は、イギリスの大学院で、医師や看護師、理学療法士など、多様な専門職の方々と一緒に臨床における痛みのマネジメントについて学びました。痛みや関連する問題について、どの職種にとっても知っておくべき、エビデンスに基づく重要な知識を勉強しました。

どの職種にとっても共通する、重要な知識を学ぶことは、チーム医療を進める上で、とても大切です。

例えば、カンファレンスなどで様々な職種が集まって話す機会が設けられていたとしても、実際のアプローチではそれぞれが異なる考え方に基づいてバラバラに動いている状況(例えば、看護師は看護の考え方とアプローチ、理学療法士は理学療法の考え方とアプローチというように、複数の専門職が関わってはいるが、連携が十分にできていない状況)は、あまり効果的とは言いにくいです。

チーム医療において、それぞれの専門領域を活かすことはもちろん重要です。しかし、それには関係する全ての専門職に共通の基礎となる土台がまず必要であり、それがないとチーム医療は本来の効果を発揮することはできません。痛みの場合、痛みに関する、どの職種にも共通して重要な知識を学ぶことはとても大切です。

T's classroomが主催する講習会は、どの職種の方であっても、受講できます。むしろ、多様な職種の方々が共に学ぶことができる環境が望ましいと考えています。

もっとも、例えば「痛みの理学療法」のように、特定の専門職(この場合は理学療法士)にお勧めする内容のものも一部ありますが、ほとんどの講習会は全ての職種の方々にお勧めできます。

なお、T's classroomの講習会について、講師が理学療法士として経験を積んだので(ゲスト講師を迎える講習会では、他の職種の場合があります)、非薬物療法(鎮痛薬などの薬や、手術などの侵襲的な手技を含めないアプローチ。例えば、患者教育や運動療法は非薬物療法に該当)と関連する内容を主に説明していますが、講習会全体としては、どの職種にとっても参考になる情報を含めています。

なお、pain managemenについては、関連するブログの以下の記事も、宜しければお読みください(青色の文字をクリックしてください)。

痛みの専門家を育てるコース


・講習会で説明する内容は、質の高いエビデンスを重視しています。

T's classroomの講習会では、無作為化比較試験やシステマティックレビューなど、高いレベルのエビデンスを数多く説明します。メタアナリシスやガイドラインなどの情報を含めて、エビデンスに裏付けられた情報を多く説明します。


・海外の大学院でpain managementの学位を取得した医療従事者が、T's classroomの代表を務めています。

T's classroomの痛み関連の講習会では、イギリスの大学院でpain managementの学位を取得した医療従事者が講師を務めています。

痛みについて、患者様が医療機関を訪れる最大の理由であり、臨床で患者様と接する医療専門職の方々であれば、痛みに関する知識をある程度学校で習っていると思います。

しかし、学校で教わる痛みの知識の量は不十分であり、更には生物(身体)的な要素に偏っていることが多いと思います。

痛みは様々な要素から影響を受けることが多くの研究から分かっており、生物(身体)、心理、社会、行動などの様々な要素から影響を受けます。痛みに苦しむ患者様について、痛みの現代的な概念に基づいて評価や介入を進めていくことが重要ですが、こうした知識を一定以上の水準(例えば大学院)で学ぶことができる教育機関は、実は少ないです。

例えば、臨床的な視点から痛みについて総合的に学び、痛みのスペシャリストを育成するpain managementの学位を得られるコースについて、この文章を書いている2021年の時点では、日本の大学院にはないと思われます。すると、もし痛みについての知識を日本の専門機関で学んでいたとしても、多くの場合、身体的な要素(例えば生理学的な基礎研究や、特定の治療方法)などの限定されたテーマに偏った内容について学んだことになります。

もちろん身体的な要素も重要であり、特定のタイプの痛みには効果的だと思いますが、様々なタイプの痛みに幅広く対応するためには、生物、心理、社会などの様々な要素について、自己流の学習ではなく、系統的なカリキュラムのもとで学ぶことが大切だと思います。

T's classroomの講習会では、pain managementの学位を持つ医療従事者が講師を務めます。当方の講習会では、痛みの持つ様々な要素について説明を致します(なお、当方の講習会では非薬物療法について説明します。薬物療法や、外科的侵襲を伴うアプローチは基本的に説明しません)。

Q:講師は、どのような人ですか。

A:詳しくは、当サイトの「講師紹介」のウエブページをご覧ください。笑いが好きで、講習会も楽しい雰囲気にしようと努めています。

T's classroomの講習会は、代表が基本的に講師を務めております(ゲスト講師を迎えて講習会を行う場合には、その旨を記載します)。

代表については、当サイトの「講師紹介」のウエブページをご覧ください。

代表は、「笑い」の要素が好きです。元々、笑いのある雰囲気が好きなのですが、海外で勉強をするようになってから、海外の講師が巧みな冗談で参加者を笑顔にしている様子に感銘を受けて、自分もそうしたいと思うようになりました。

当方の講習会でも、所々で冗談を織り交ぜて、楽しい雰囲気にしたいと考えています。

なお、代表はブログで様々な記事を書いているので、そうした記事をお読みいただくことも、講師がどんな人なのかということを知っていただく機会の一つになると思います。

以下に、いくつかの記事を例として挙げました(青色の文字をクリックしてください)。

AIの能力の限界
「笑い」と痛みの関係

Q:講習会では、どのようなことを学べますか。本などの文献を読むことだけでは学ぶことが難しいものがありますか。

A:講習会を受講することの意義はたくさんあります。例えば、特定のテーマにおける、重要な部分を理解しやすいという点が挙げられます。

講習会の意義について、一般論として分かりやすい例に、講習会は重要な点を選んで説明するので、本質をつかみやすいということが挙げられます。

例えば専門書を例に挙げます。特定のテーマについて調べたいと思って書店で専門書を探しても、数百ページにもわたって多くの内容が記載されていて、仮にその本を全部読み終えたとしても、結局は何が重要なのか理解しにくいことが多いと思います。例えば本を読み終えた後に、職場の同僚から、その本が扱っている内容のエッセンスを抜き出して短い時間で説明してほしいと言われても、多くの場合は戸惑うことになると思います。多くの内容が含まれている専門書は、その内容が適切であれば、何かを調べる際に辞書のようにして使う分には便利なのですが、重要な部分を選んで本質を理解するという点では不向きです。

その点、講習会では、重要な要素を選んで分かりやすく説明しようとするので、本質をつかみやすくなります。何かのテーマについて勉強をしたいと考えた場合には、まずはそのテーマと関連がある講習会をいくつか受講して、重要な部分を理解して、その後は専門書や論文等で細かい部分を補っていくようにすると上手くいくことが多いと思います。

もっとも、どんな講習会でもよい訳ではなく、適切で、質が高い情報を扱っている講習会を選ぶようにする必要がありますが、このように、一般論として、講習会の意義はたくさんあります。

T's classroomの講習会では、受講者の皆様が、講習会で扱っているテーマの本質をつかむことができるように、工夫しています。どのような説明を、どのような順番で、どのような形でしていけばよいのか、考えています。内容について、適宜見直しを行い、よりよいものにすべく努力しております。

また、海外の情報を紹介することで、そうした情報にあまり詳しくないという方にとっては、新しい知識を得ることができるという利点ももちろんあります。

Q:講習会について、介護や健康の分野など、医療従事者以外の方でも対象となっているものがあります。医療従事者以外の人でも、講習会の内容は理解できますか。また、何か予習をしておいた方がよいことはありますか。

A:T's classroomの講習会は、できるだけ分かりやすい表現で説明することを心がけています。専門用語は使いますが、講習会の中で簡潔な説明を加えています。そのため、医療従事者以外の方であっても、主要なポイントについては理解しやすくなるように意識しています。

医療従事者向けの講習会について、一般的には、医療従事者、言い換えると解剖学や生理学、運動学、整形外科学、内科学などの基礎的な知識について、学校で学んだ方が、主な対象として想定されています。

この点について、基本的には当方の講習会も同様ですが、当方の講習会は様々な医療職の方々が共に学べる場を作りたいと考えて構成しているので、異なるバックグラウンドを持っていても内容が理解できるように、分かりやすい説明を心がけています。痛みの分野の専門用語は使いますが、専門用語の簡潔な説明もするようにしています。

このことは、医療従事者以外の方が講習会を受講される時にも、役に立ちます。

もし、ご不安があれば、「痛みの知識とアプローチの基礎」を先に受講されることをお勧めします。この講習会を受講して、現代的な概念に基づく、痛みの全体像を把握していただければ、他の講習会の内容が理解しやすくなると思います。

Q:T's classroomの英語教室の特徴を教えてください。

A:レッスンの日時の設定を柔軟に対応しています。目的によってコースを選ぶことが可能であり、英語教授法の分野の知見も参考にしながら、効果的なレッスンによって短い期間で効果を高めていきます。

手前味噌ながら、T's classroomの英語教室は興味深い内容になっていると思います。

先ずは講師について、イギリスの大学院で医療系のコースを卒業して学位を取得した医療専門職でありながら、英語指導のcertificate(Teaching English to Japanese Learners)を持っています。

一般的に、多くの英語教師の方々は英語指導の知識や経験があっても医療分野については知識が少なく、基礎的な英語の指導はできても医療分野の英語の指導は難しいことがほとんどだと思います。一方、英語が得意、または海外で学問や仕事の経験がある医療従事者の方々は医療分野も含めて英語の知識は豊富かもしれませんが、英語教授法関連の知識は有していないことがほとんどであり、自身が英語に詳しくても、他の学習者に対する効果的な指導方法については知識がないことがほとんどだと思います。

T's classroomの英語教室の講師は医療専門職であり、海外での経験もあり、英語指導の資格も有しているので、医療分野の英語の指導を行うには適しています。

次に、レッスンの日時の設定は臨機応変に対応可能です。T's classroomのレッスンは、講師と受講者のそれぞれのスケジュールの調整がつけば、レッスンの曜日や時間を週によって変えることもできます。このことにより、多忙な受講者の皆様がレッスンに参加しやすい環境が整えられています。

T's classroomの英語教室は目的によってコースが分かれており、受講者は自身の目的によってコースを選ぶことができるようになっています。そのため、きめ細かい英語指導が可能です。

これらの利点を生かしていくことで、学習期間をできるだけ短くしながら、最大限に効果を高めるようにしていきます。

Q:英語教室について、「旅行や留学、仕事で海外を訪れる方に向けた、病気や怪我の際に役立つ英語教室」は「臨床コース」とはどのように違うのでしょうか。「臨床コース」を受ける予定の医療従事者について、前者の受講は必要でしょうか。

A:前者のコースは医療を受ける側(患者)の立場からのコミュニケーションについて学ぶ内容で、後者は医療従事者側の立場から学ぶ内容になっています。前者の受講は必須ではありませんが、両方のコースを受講することで、医療のコミュニケーションの理解がより深まります。

前者のコースと後者のコースについて、両者に共通する内容は重複する部分がありますが、それでも基本的には別の内容です。例えば症状について、前者は自身の症状を説明する内容を多く学びますが、後者は患者さんの症状について質問をする内容が多く含まれています。このようにそれぞれ異なる内容を含んでいるので、両方のコースを受講することで医療のコミュニケーションを行う能力を更に高めることができます。

Q:留学に対して興味があるのですが、T's classroomの講習会や英語教室は役に立ちますか。

A:はい、役に立ちます。当方は留学や就職で海外に挑戦したい方々を応援しています。

T's classroomの代表は海外の大学院に留学して、学位を取得しています。他にも海外で卒後教育を経験しており、海外に出ていくことの重要さを実体験として感じています。当方が主催する講習会や英語教室ではこうしたことを意識して内容を構成しています。

もし受講者の方で留学等に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、講習会や英語教室の後に相談を受けることもできます。ただ、相談を希望される場合は事前に当方に連絡を頂くよう、お願い致します。お気軽に声をおかけください。

ただし、当方は留学斡旋会社ではないので、留学について最新の情報を把握しているわけではありません。お答えした内容が現在の状況と異なる等の違いがあったとしても、当方は責任を負うことはできません。予めご了承ください。